2026.01.16
地中図書館

前回に続き、農と食、そしてアートが融合する場所「KURKKU FIELDS」のお話を。
この広大な敷地を歩くたび、素材の表情や風景の移ろいから、新たな気づきを得ることがあります。
特に「地中図書館」という空間の在り方には、訪れるたびに深い学びを感じるようになりました。
建築家の中村拓志さんは、この建物を大地を母性の象徴と捉えた「安らぎの居場所」として設計。
建築が土を独占するのではなく、植物や微生物が繁栄するその下に、そっと慎ましく存在する。
その姿は、人類最初の住まいであった「洞窟」の中へ入っていくような、不思議な感覚を呼び起こされました。
図書館の上では木々が芽吹き、野鳥が飛び交う美しい景色が広がっていますが、その地上を支えているのは、実は目に見えない土の中の微生物や菌類のネットワークです。
それと同じように、私たちの日々の生活もまた、表には見えない知識や知恵によって支えられています。
微生物の循環が滞れば地上の自然が揺らぐように、私たちが何を学び、どう実感するかが、未来の暮らしを変えていく。
ここでは、そんな「知の循環」の大切さを再認識させられます。
ここで本を開く時間は、単なる情報の消費ではないと感じました。
また天窓から落ちる柔らかな光、木の質感、かすかに漂う土の匂い。
気配に守られながら言葉をじっくりと体に取り込む時間は、日常で忘れがちな「自分に立ち返るひととき」を教えてくれます。
「どう建てるか」以上に、「その場所でどう過ごし、どう自然と寄り添うか」。
何度もこの空間に身を置くたびに、私たちが大切にしたい住まいの原点を突きつけられる思いがします。
流行に左右されず、時が経つほどにその場所ならではの心地よさが深まっていく。
そんな、住む人が心から愛せる「暮らしの風景」が、この地中の底から地上へと、どこまでも続いていくような予感がしています。
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