FRクラシックス

2020.04.20

お洒落でレトロなミッドセンチュリーの注文住宅デザインポイント vol.3

花ブロックの家

ミッドセンチュリーモダンはとにかくレトロでおしゃれ。近年、価値観も多様化する中で、ライフスタイルも変化しつつありますが、ミッドセンチュリーモダンの家具や建築テイストは、今でも廃れることなく人気があります。

注文住宅を検討されている方、家をリノベーションしたいという方にもお使いいただけるアイデアばかりですので、ぜひ参考になさってみてください。

巾木をなくすことでレトロな雰囲気を高める

ミッドセンチュリーモダンのような、おしゃれな家具に囲まれて日々を過ごしてみたいという方も少なくはないはず。
そんな室内のインテリアを際立たせたい方は、巾木(はばき)を無くす仕様にしてみてはいかがでしょうか。

巾木とは、壁と床の取り合い部分についている、薄くて幅のある部材を指します。壁、もしくは床の色味と同色で取り付けられていることが多く、ご自宅や外出先など、どこかで見たことがある方もいらっしゃるかと思います。
この巾木を無くすだけで、お部屋の印象が変化します。床と壁がシンプルにすっきりとした見え方になるため、例えば無垢のフローリングや、漆喰の壁といった、素材感を活かした仕様にはぴったりです。

また、ちょっぴりレトロな、どこかなくかしく素朴な雰囲気も表れますので、ミッドセンチュリーモダンな家具なども引き立つようになります。おしゃれで落ち着いた印象の室内にしたい方はぜひとも検討していただきたい仕様の一つです。

巾木のない壁

アメリカのミッドセンチュリーから使われている花ブロックをつかった外観

花ブロックとは?

家の外観も家を建てる上では重要な部分ですよね。そんな家の外観に、花ブロッグを取り入れてみると一層おしゃれになります。

花ブロックとは、コンクリートで作られた空洞を持ったブロックで、ひし形や波型など、曲線や直線で構成されたおしゃれなデザインが特徴的で、ミッドセンチュリーモダンスタイルの建築等にも多く取り入れられました。

ブロックの組み合わせを楽しんだりするデザイン性の高さはもちろん、ブロックの間からは風が通り日差しの入り方も比較的柔らかくなりますので、機能面も重視したい方にはおすすめです。

花ブロックの家

花ブロックによってレトロさを増していく

花ブロックはどこか懐かしく、異国情緒ただよう雰囲気があります。この花ブロックをエントランス前の目隠しに使ってみるのも、建物のワンポイントとなりおしゃれな印象を与えてくれます。

カラーリングも、単色の外装に花ブロックを用いれば、シンプルながらも華やかな印象をプラスしてくれます。ちょっぴりレトロアメリカンな雰囲気がお好みの方にもおすすめです。

ミッドセンチュリーなお家

屋根のデザインにこだわるとミッドセンチュリーらしさをより感じられる

屋根勾配をゆるくすると平屋の雰囲気に近く

ミッドセンチュリー全盛期の建築物では、平屋のお家が建てられていました。戦後のアメリカの住宅事情にあわせて作られた「アイクラーホーム」や、ミッドセンチュリーモダンスタイルの建物が数多く建てられた、アメリカカリフォルニア州のパームスプリングスなど、おしゃれな家づくりの参考にしたいものばかりです。


そんなミッドセンチュリーモダンスタイルの家は、開放感が感じられるところが一つポイントになっているでしょう。天井の勾配が家の外に向かって緩めに設計されており、家にいながら外との一体感が感じられます。勾配がゆるいことで、家に入る日差しも柔らかくなり、より温かみを感じられそうです。

ミッドセンチュリーな家

軒を長めにしてウッドデッキを組み合わせる

ミッドセンチュリーモダンテイストの平屋のお家は、軒も長めに設定されているものが多く見受けられます。軒の下にウッドデッキを設けることで、リビングルームが拡張したように広く見え、お家に開放感がプラスされます。


ウッドデッキは第二のリビングとも呼ばれているように、外に椅子を置いて本を読んだり、バーベキューを楽しんだりと自由で開放的な使い方が可能です。軒も長めにすることで、ちょっと天気が崩れても心配ご無用。暮らしを楽しむ家を目指す方にはぴったりです。

ウッドデッキのある家

雨樋を金属製にしてレトロさをアップ

せっかく建てるこだわりのつまった家づくりは、細かいパーツもこだわって頂きたいところです。雨樋は屋根の縁に這わせるため人目につきやすうなりますので、一度はどんなデザインのパーツがあるか、カラーリングはどれが良いか、チェックしておくべきでしょう。
例えば、あえて金属製の雨樋してみると、家全体がよりインダストリアルな印象に。また、筒を縦に割ったような丸樋にするだけでも、かなり印象が柔らかくなります。
色味も、写真のようなホワイトとブルーのラインのバランスが美しいお家も、シルバーの雨樋を使用することで、2色のバランス感と相まって調和してくれています。

このようなチョイスの仕方によって、全体がまとまりのあるお家を建てられます。家づくりは人生でも大きな買い物のひとつですので、ぜひこだわり抜いた家づくりを行って見てくださいね。

金属の雨樋

注文住宅ならではのこだわりを散りばめよう

今回は、花ブロック、屋根勾配、軒の長さなど、外観を中心にミッドセンチュリーらしい家づくりをするためのデザインポイントを紹介してきました。インテリアだけでなく、外観にもこだわっていくことで、レトロでお洒落なミッドセンチュリーらしさが味わえる住宅になっていきますよ。注文住宅ならではのこの楽しみ、ぜひみなさんにも感じていただければと思います。

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エフリッジホーム 編集部

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